中絶手術・避妊
望まない妊娠でお悩みの方へ
妊娠12週未満の初期中絶手術に対応
様々な事情により中絶手術をお考えの方は、できるだけお早目に大阪府堺市の徳川レディースクリニックへご相談ください。
中絶手術は妊娠6週ごろから受けることが可能ですが、お体への負担が少ない状態で手術ができるのは8~9週ごろまでで、10週目に入るとリスクが高くなります。
お体への負担をできるだけ少なくするためにも、お早めにご相談いただきスケジュールを立てていただくことをおすすめします。
妊娠12週未満(妊娠11週6日)までの初期中絶手術であれば、当クリニックで日帰りで受けていただくことができますが、それ以降の手術(中期中絶手術)につきましては連携する専門機関をご紹介させていただきます。
(※中絶手術についてもっと詳しく知りたい方はこちら)
安全・安心な手術のために
当クリニックでは中絶手術の方法として、WHO(世界保健機関)が安全性を認めている“吸引法”によってのみ手術を行っていて、手術時間の短縮や痛みや出血の抑制に努めています。
また手術の前処置として、子宮頸部(子宮の入口)を拡張するための処置を行いますが、その際には従来のラミナリアではなく、より負担の少ない“ラミケンアール(子宮頸管拡張器)”をすべての患者様に使用しております。
初期中絶手術の流れ
1.ご予約
事前診察のご予約をお取りください。
当クリニックでは日帰りで受けられる妊娠12週未満(妊娠11週6日)までの初期中絶手術に対応していて、それ以降の中期中絶手術につきましては連携する専門機関をご紹介させていただきます。
2.診察
ご予約いただいた日時にご来院いただき、お体の健康状態や既往歴、服用されているお薬などを確認いたします。
3.検査
エコー検査などで妊娠を確認した後、血液検査などで健康状態をチェックし、当院で手術可能かどうかを判断させていただきます。
検査が終わりましたら、手術の内容などを詳しくご説明し、手術日を決定させていただきます。
4.手術前日
手術前日の夕食は23時までに済ませて、その後は絶食でお願いいたします。
5.手術当日
前日から引き続き絶食のままでお願いいたします。
※飲水は午前6時ごろまでならかまいません
6.ご来院
お伝えした時間に当クリニックへお越しください。
手術の前処置として、子宮頸部(子宮の入口)を拡張するための処置を行いますが。その際には従来のラミナリアではなく、より負担の少ない“ラミケンアール(子宮頸管拡張器)”を使用しております。
7.手術
麻酔を実施した後、中絶手術を行います。
当クリニックでは中絶手術の方法として、WHO(世界保健機関)が安全性を認めている“吸引法”によってのみ手術を行っていて、手術時間の短縮や痛みや出血の抑制に努めています。
8.手術後
麻酔から覚めるまで、リカバリースペースで1~2時間程度ゆっくりお休みいただきます。
その後、術後の生活の注意点や避妊のことなどについて詳しくお話しさせていただきます。
9.ご帰宅
術後の診察が終わりましたらご帰宅なります。
なお、手術後もしばらくはふらつきなどの麻酔の影響が残る場合がありますので、当日はご自身でのお車の運転はお控えください。
10.経過観察
手術から1週間後に再度お越しいただき経過を確認します(手術翌日の診察はございません)。
手術後、1週間程度出血が続く場合がありますが、通常、少しずつ治まっていきますので過度にご心配いただく必要はありません。
出血量が多いようでしたら、お早めに当クリニックへご連絡ください。
ピルによる避妊
安全で確実な避妊方法です
ピル(OC=Oral Contraceptive)とは経口避妊薬のことで、現在日本で使用されている避妊方法のうち、最も確実で安全性が高いとされています。
正しく使用すれば、避妊効果はほぼ確実で望まない妊娠を防ぐことが可能です。
大阪府堺市の徳川レディースクリニックでは、“マーベロン”や“トリキュラー”などのピルの処方を行っております。
ピルには“卵胞ホルモン”と“黄体ホルモン”という2つの女性ホルモンが含まれていて、これらが脳下垂体に働きかけ、卵胞を成熟させるホルモンの分泌を抑えることで、排卵を抑制して望まない妊娠を防ぎます。
そのほか、子宮内膜を変化させて受精卵を着床しにくくしたり、子宮頸管の粘膜を変化させて精子を子宮に入りにくくしたりするなど、複数の作用で高い避妊効果を実現します。
避妊以外にもこんな効果が
ピルは避妊だけでなく、生理痛の改善、生理不順の改善、子宮内膜症の予防・改善、ニキビなどの肌トラブルの改善といった様々な副効用があります。
大阪府堺市の徳川レディースクリニックでは、産婦人科専門医が安全・安心にピルを処方しておりますので、生理に関わることなどでお悩みでしたら、お気軽に当クリニックへご相談ください。
(※ピルの副効果について詳しくはこちら)
「妊娠したかも…」と不安な時は
アフターピルを処方いたします
アフターピル(緊急避妊ピル)とは、避妊せずにセックスしたり、セックスの途中でコンドームが外れたり、破れたりしてしまったため、「妊娠したかも…」と不安な時にセックス後72時間以内に服用することで望まない妊娠を防ぐ方法です。
ただし、アフターピルは100%の避妊方法ではなく、72時間以内に服用しても妊娠することがありますので、服用後、予定日を過ぎても生理が来ない時などにはすぐに当クリニックへご連絡ください。
こんな時にはすぐにご連絡を
- 避妊せずにセックスをして、妊娠の可能性がある場合
- セックスの途中でコンドームが外れたり、破れたりした時
- セックスの途中からコンドームを装着したので、妊娠していないか不安な場合
- きちんと避妊したつもりだが、妊娠していないか心配な場合
など
このように望まない妊娠をしたかもしれないと不安な時は、すぐに大阪府堺市の徳川レディースクリニックへご連絡ください。
アフターピルの種類
ノルレボ錠
セックスから72時間以内にノルレボ錠を1錠服用します。
1回の服用でヤッペ法よりも高い避妊効果が期待でき、副作用も少ないとされています。
ヤッペ法
セックスから72時間以内にプラノバール錠(中用量ピル)を2錠服用して、12時間後に再度2錠服用します。
吐き気などの副作用が起こる場合があります。