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【コラム】女性に多い性病の種類

性病にかかるとどんな症状が出るのか、女性の場合は特にわかりにくいことが多く、不安に思ったことはありませんか?

実際、性病は目立った症状がないまま進行することが多く、知らないうちに感染しているケースも少なくありません。報告されている件数以上に、実際の感染者は多いとされています。

自分の体を守るためにも、どんな症状が出るのか、どんな病気が多いのかを知っておくことが大切です。

気になることがあれば、早めに検査を受けられるように備えておきましょう。

女性に多い性病とは?

性病は「自分には関係ない」と思いがちですが、性行為の経験があれば誰にでも感染の可能性があります。

特に女性の場合は、初期症状がほとんど現れないことも多く、感染していることに気づかないまま過ごしてしまうことも少なくありません。

しかし、放置してしまうと、病気は静かに進行し、将来的な妊娠に影響が出たり、赤ちゃんへの感染につながったりと、思わぬリスクが潜んでいます。

気をつけたい変化としては、デリケートゾーンのかゆみや違和感、おりものの状態がいつもと違う、原因不明の出血などがあります。

小さな違和感も見逃さず、少しでも「おかしいな」と感じたら、早めの検査が大切です。

女性に多く見られる性病とその症状

女性がかかりやすい性病にはいくつか種類があり、中には症状がはっきり出るものもありますが、多くは気づきにくいのが特徴です。

感染したまま放置すれば病気が進行したり、パートナーにうつしてしまったりする可能性もあるため、注意しましょう。

クラミジア感染症

日本で最も多く報告されている性病の一つで、自覚症状がほとんどないまま進行することが多いのが特徴です。

女性が感染すると、膣や子宮頸管に炎症を起こし、おりものの変化や排尿時の違和感、軽い腹痛などが現れることもあります。

放置すると卵管炎や骨盤内炎症性疾患を引き起こし、不妊症や子宮外妊娠の原因になることも珍しくありません。

淋菌感染症(淋病)

クラミジアと似た症状を示すことが多く、感染初期は軽い違和感しか感じないこともありますが、進行するとおりものが黄色や緑色になり、悪臭を伴うことがあります。

排尿時の痛みや性器のかゆみ、腫れを感じることも特徴です。

淋菌感染症は感染力が非常に強いため、早期発見・早期治療が必要です。

マイコプラズマ・ウレアプラズマ感染症

近年注目されている性病で、クラミジアや淋病の検査では見つからないこともあります。

主に排尿時の痛みや性器のかゆみ、おりものの異常が見られますが、やはり無症状のケースが多く、気づかないまま感染が広がることも少なくありません。

子宮内膜炎や不妊のリスクもあるため注意が必要です。

トリコモナス腟炎

トリコモナス原虫という寄生虫によって引き起こされる性感染症で、泡状のおりもの、強い悪臭、性器のかゆみやただれなどのはっきりとした症状が出るのが特徴です。

膣内の炎症が強くなりやすく、性交時の痛みや排尿痛がある場合もあります。

トリコモナス腟炎は、パートナーとの同時治療が重要です。

梅毒

進行段階が4期に分かれている感染症で、初期には痛みのないしこり(硬性下疳)が性器などに現れます。

数週間後、全身に赤い発疹が出ることがあり、症状が治まっても体内では感染が続きます。

治療せずに放置すると、神経や心臓、臓器にまで影響を及ぼすことがあり、重篤な状態になることもあります。

性器ヘルペス

単純ヘルペスウイルスによる感染で、一度感染すると体内にウイルスが潜伏し、ストレスや体調不良などがきっかけで再発を繰り返します。

性器に水ぶくれができ、破れるとびらんや潰瘍となって激しい痛みを伴います。

排尿時の痛みや神経痛のような症状もあり、日常生活に支障をきたすこともあります。

女性が性病を予防するために大切なこと

性病のリスクを完全にゼロにすることはできませんが、感染を避けるために日常の中で意識できることはあります。

予防策を知っておくことは大切ですが、それだけで安心するのではなく、「万が一」に備えて検査や治療を受ける意識を持つことも必要です。

以下では、感染リスクを減らすために実践したい2つのポイントをご紹介します。

コンドームを正しく使うこと

性病予防と聞いてまず思い浮かぶのが、コンドームの使用ではないでしょうか。

コンドームは、避妊目的だけでなく、性感染症の感染リスクを下げるためにも非常に効果的なアイテムです。

粘膜同士の接触による感染を防ぐためにも、性行為の際は最初から最後まで正しく着用することが大切です。

不安を感じたら、すぐに検査を受けること

最も重要なのは、「もしかして感染しているかも?」と思ったときに、早めに検査を受けることです。

性病の中には自然に治るものもありますが、多くの感染症は放っておいても改善しないため、早期発見・早期治療が非常に重要です。

自覚症状がないからといって安心せず、感染の心当たりがある場合や、体調に変化があった場合には迷わず検査を受けましょう。

クリニック情報

『徳川レディースクリニック』は、地域の女性のかかりつけ医です。

女性ならではのさまざまなお悩みに寄り添い、毎日を快適に、そして長く健康に過ごしていただけるようサポートしています。

中絶手術やピルの処方などにも対応しており、「望まない妊娠に悩んでいる」「きちんと避妊したい」「生理痛を少しでも軽くしたい」といったご相談も承っています。

気になることがあれば、どうぞお気軽に『徳川レディースクリニック』までご相談ください。

◆医院名    

徳川レディースクリニック

◆所在地

〒592-8344

大阪府堺市西区浜寺南町3-2-1 浜寺メディカルスクエア3F

TEL :  072-266-3636

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